諸費用とは、家づくりで建物の工事費以外にかかる費用のことです。税金、登記の費用、住宅ローンに関する費用、保険料などが含まれます。本体工事費・付帯工事費とあわせて総額を構成する項目で、見積書の本体価格には入っていないことが一般的です。
目次
諸費用にはどんなものが含まれるのか?
主な項目は次のとおりです。
- 税金:工事請負契約書や金銭消費貸借契約書に貼る印紙税、登記の際の登録免許税、取得後の不動産取得税、固定資産税など
- 登記関連:表示登記・所有権保存登記・抵当権設定登記などと、手続きを依頼する場合の報酬
- 住宅ローン関連:事務手数料、保証料、団体信用生命保険、つなぎ融資を利用する場合の利息や手数料
- 保険:火災保険・地震保険
- その他:地鎮祭・上棟式などの費用、引っ越し、家具・家電、仮住まい費用など
どこまでを「諸費用」に含めて表示するかは、資料ごとに異なります。
税金にはどんな軽減措置があるのか?
登録免許税は、住宅用家屋について一定の要件を満たす場合に税率を軽減する措置が設けられています(出典:国税庁 タックスアンサーNo.7191)。また、建設工事の請負に関する契約書にかかる印紙税にも、期間を定めた軽減措置があります(出典:国税庁 タックスアンサーNo.7108)。
いずれも適用には要件や期限があり、改正されることもあるため、税率や金額は契約・登記の時点で公的な情報を確認することが大切です。
諸費用はいつ、どのように支払うのか?
諸費用は、契約時・登記時・ローン実行時など、家づくりの各段階で発生します。印紙税や登記費用、保険料などは現金で支払う場面も多く、住宅ローンの借入額に含められるかどうかは商品により異なります。
注文住宅では、住宅ローンの資金受け取りが住宅の完成後となる流れが一般的なため(出典:住宅金融支援機構【フラット35】融資手続・必要書類)、それより前に必要な費用の資金をどう用意するかも考えておく必要があります。段取りは家づくりの流れ、全体像を一枚でで整理しています。
諸費用の見積もりはどう考えればよいか?
諸費用は、借入額、土地の有無、登記の内容、選ぶ保険などによって変わります。一律の割合で見込むよりも、項目ごとに見積もりを取り、何が含まれていないかを確認しておくほうが、資金計画のずれを小さくできます。総額の組み立て方は注文住宅の総額はいくらかもあわせてご覧ください。
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